こんにちは
育児と仕事の両立に奮闘中のラボパパです。
✔ 激務で知られる化学メーカーに就職
✔ ノルマを達成しつつ、月残業70時間を月残業30時間まで激減させた
就活が始まり、就職先について考えている方も多いと思います。
企業選びも重要ですが、職種希望も重要な要素です。
営業・マーケティング・会計・設計・技術・・・
色々あると思います。
私も、就職活動はじめたころは
と意気込んでいました。
そんな私でも、今では、研究職として働き、自分に合っている職業と日々感じています。
・研究職に興味がある
・自分が研究職に向いているか知りたい
研究職に向いている人の特徴5選
さっそく、私が思う研究職に向いている人の特徴5つは、こちらです。
- 「研究」・「実験」が好きな人
- 「新しいことを調べる・学ぶこと」が好きな人
- 「コミュニケーション能力」が高い人
- 「自分にしかできない仕事」をしたい人
- 「ポジディブ」な性格な人
これら5つの特徴について、解説します。
①研究・実験が好きな人
研究職の主な業務は、5つあります。
- 情報収集(文献調査)
- 実験計画
- 実験
- データ整理
- 書類作成(打ち合わせ資料・報告書)
中でも、最も割合が大きいのが、「実験計画」と「実験」です。
私の職場では、40〜60%と、業務の半分は「実験」のことを考えます。
- 実験が好き
- 探究心がある
など、実験が苦にならない・むしろ楽しめるは、研究者に必須です。
②新しいことを調べる・学ぶこと
研究職にとって、新しい情報の収集も重要な仕事の1つです。
情報収集の方法は、大きく3つあります。
- 書籍を読む
- 論文・特許を読む
- 学会に参加する
非常に地味な仕事ですが、
書籍や論文読まず、新しい知識を吸収しなければ、新しい発明は生まれません。
企業の研究では、情報収集が楽しい・ワクワクするという人が向いています!
③コミュニケーション能力が高い
「研究職は、研究所にこもって、実験ばかりしている」とイメージしている人も多いと思いますが、
そんなことありません!!
一番コミュニケーション能力が問われる仕事でもあります。
むしろ、コミュニケーション能力高い人ほど、試験がスムーズにいきます!
- 開発職内への説明
- 経営層への説明
- お客様へのPR
- 学会発表
キリが無いほど、プレゼンする機会が多いです。
技術的に優れた商品が開発できたかも重要ですが、
わかりやすく・相手の専門性に合わせた説明ができるかどうかが成功の大きな鍵になります。
加えて、海外とのやりとりが多いのも特徴です。
私も、英語でのコミュニケーションはかなり多いです。
- 毎日海外の共同研究先とメール
- 月1~3回程度テレビ会議
- 年2〜3回は海外出張(コロナで今はありませんが。。。)
そのため、コミュニケーション能力が高い人が向いています。
④自分しかできない仕事をしたい人
研究開発は、1発で良い商品が開発できることは稀で、
ほとんどの場合、4つのサイクルの繰り返しです。
- 計画
- 実験
- 失敗
- 考察
研究職は、周りの方から助言はもらいつつも、
「実験のやり方」「結果の解釈や考察」「改良方法」を、自分で考え、自ら実行することが求められます。
マニュアルに則った仕事の仕方ではなく、自分で考えながら行動する
自分にしかできない仕事をしたい人には向いています!
⑤ポジティブな性格な人
天才エジソンの有名な言葉にこんなこと言葉があります。
一度は聞いたことあるんではないでしょうか?
研究開発は、失敗改善の繰り返しです。
一度失敗したからと言って、諦めてしまっては良い研究開発は出来ません。
失敗の中にも、改善できた点・改善策を考え、ポジティブに捉えながら一歩一歩進むことが必要です。
そのため、
なにごともポジティブに捉え、前向きに仕事ができる人は向いています!
最後に 〜学生時代に研究実績はなくても優秀な研究職なれる〜
皆さんは、先程の5つの特徴に当てはまっていましたか?
企業で活躍する優秀な研究者は、学生時代に優秀な成果をあげた人ばかりではありません!
アカデミックな研究者と企業研究者では必要なスキルが異なります!
私の勤める化学メーカーでも、
「高専から研究職」「文系で営業やってからの研究職」など、大学・大学院で研究をやったことない人もいます。
研究職を目指しているけど、実績がないという人も、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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